「靖国」を語る

http://www.tokyo-np.co.jp/yasukuni/

>威勢のいいことばかり言う最近の政治家と育ち方が似てますね。戦後日本は、先人が大変な苦労をして高度経済成長を成し遂げ、国民総生産(GNP)が世界一、二位の国家をつくりましたが、彼らはその栄光だけ背負って、何の苦労もしていない。

>二十年の昭和史から学ぶべき第一の教訓は「国民的熱狂をつくってはいけない」。満州事変後、新聞は局面ごとに軍部の動きを支持し、それにあおられた民衆は瞬く間に好戦的になっていった。

 靖国問題でも「中国? この野郎」という声は格好いいですから。熱狂は、威勢のいい言葉からも生まれると思います。

東京新聞の特集。上は半藤一利の言葉です。他にも高橋哲哉小熊英二などが語っている。僕もそうなのですが、日本の特に若い人は中国、韓国の人に比べて近現代史を知らない人が多いですね。近現代史を少ししか教えない教育制度にも問題があると思う。