原発と私

チェルノブイリ原発事故が起こったのは確か僕が高校１年の時で、バンドの練習を終えて学校から帰るとき雨が降っていた。ソ連で大きな原発事故が起こったことはニュースで入ってきていた。誰かがこの雨に当たると髪の毛が禿げると言っていた。しかし雨に濡れて帰ったと思う。幸いまだ禿げてないんだけどｗ。

それからしばらくして友達に広瀬隆の本を薦められて読んだ。原発の恐ろしさを知った。今から思えば色々批判できる本なのだろうが、その時は誰かに知らせないと大変なことになると思った。その当時聴いていた深夜放送の『ぬかるみの世界』に手紙を書いて送った。放送では読まれなかったけど、番組特製のテレフォンカードが送られて来て、うれしかった記憶がある。

その後なんとなく原発のことは気になりつつも、何をするというわけでもなかった。しかし『SENZA FINE』を読んでその当時のことを思い出した。まだこういうことをやっている人がいるんだと思って。

原発は減らせると思う。光熱費ゼロ住宅というのがありますよね。ビルや住宅を建てるときに太陽電池の設置を義務付けるようにすればいいのではないだろうか。CO2削減にもなるし。低金利あるいはゼロ金利で国が貸し付ければいい。最終的には電気代でプラスになる訳だから。そういうところに郵貯を使って欲しい。アメリカのハゲタカ・ファンドや戦争資金になる米国債なんかに使わせずに。そういう意味でも自民党の民営化案には反対ですね。

家庭用の電力が大幅に減れば、そして風力、燃料電池等の代替エネルギーを組み合わせれば、原発は減らせると思う。ところが国の方針は原発の割合を増やそうということらしい。いい加減にして欲しいと思う。

※写真はRCサクセションの『COVERS』というアルバムで反原発ソングがいくつか入っている。これぞロック。発売当時、発禁騒ぎになった記憶がある。NEWS23では流されていたけど。

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