サイバー犯罪取り締まり法案どう考える?
サイバー犯罪を取り締まることを目的とした改正案は、共謀罪の新設などを含む「犯罪の国際化・組織化・情報処理の高度化に対処するための刑法等一部改正案」に盛り込まれました。法案は、国会解散で廃案になりましたが、捜査機関がプロバイダー(通信事業者)などに対して、業務上記録している電子メールの通信履歴(送信元、送信先、通信日時など)について、90日を超えない期間、消去せずに保全することを、令状なしに要請できる制度で、裁判所が出す令状を必要としないため、司法的チェックを受けないものとなります。
現在、通信履歴の保全は、裁判所で令状を取って行われており、今後も令状をとってから保全するべきです。捜査機関だけの判断で、令状なしに保全要請ができることになれば、捜査機関による乱用の恐れがあります。 『赤旗』
私たちが警戒するのは、この悪法が、新聞やテレビなど、マスコミでほとんど取り上げられていないことです。マスコミがまともに扱えば、こんな危険な法案は廃案になることは目に見えています。だから政府・自民党はこそこそ審議を始めたのです。とにかく一人でも多くの国民に、この法案の中身を知らせること、暴露することです。危険極まるこの法案の成立を何としても阻止するため、法案の危険性そのものの暴露からもう一度始めたいと思います。
共謀罪やサイバー犯罪取り締まり法案はマスコミでもほとんど取り上げられないですね。与党は現在、世論の動向をみているということなので、私たちが声を上げていかないといけない。改憲のときに市民運動に圧力をかける為に法案を通したいのではないだろうか。
id:clawさんのところで紹介されていたアクション。送っておきました。いちどにコピペできるので便利です。
■[アクション][メール]amlで提案された共謀罪反対のメールアクション
▼amlで提案された共謀罪反対のメールアクション
>[AML 6199] 共謀罪反対のメッセージを集中させよう
・・・
>以下に衆議院法務委員会委員全員のメールアドレス(不明な3人は除く)を
掲載します。これ全体を宛先欄に一度にペーストできます。
みなさん、短くていいから、共謀罪反対のメッセージを集中させましょう。
(末尾に文案を添えます)
>nobuteru@nobuteru.or.jp , info@hayakawa-chuko.com , info@hirasawa.net ,
taka@s-takayama.com , info@urusan.net , g06163@shugiin.go.jp ,
ma@akaike.com, liberty@otaseiichi.jp , g05623@shugiin.go.jp ,
info@e-sasagawa.com ,
info@shibamasa.net , info@hakubun.or.jp , e-mail@tanahashi-yasufumi.com ,
g03353@shugiin.go.jp ,
info@matsushima-midori.jp , ss9t-mtby@asahi-net.or.jp ,
mizunokenichi@catv296.ne.jp ,
webmaster@mayumi.gr.jp , g04640@shugiin.go.jp , g04657@shugiin.go.jp ,
info@ishizeki.jp ,
yukio@edano.gr.jp , g01403@shugiin.go.jp , keisuke@tsumura.org ,
hosokawa@minshu.org ,
info@hosaka.gr.jp , g02684@shugiin.go.jp , g00598@shugiin.go.jp ,
info@yamashun.jp ,
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>http://www.ito-wataru.com/mail/index.html
>(伊藤渉議員(公明)はこのホームページから入ってください)
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>例文
1 警察の恣意的適用を許す共謀罪は治安維持法を超える悪法です。治安維持法がもたらした悲惨な歴史を繰り返さぬため、共謀罪を廃案にしてください。
2 国際条約批准のために、600以上の法律に共謀罪を設定する必要はありません。国際条約の趣旨に沿って、越境性をもつ犯罪に限定してください。
3 話し合っただけで罪に問われる共謀罪は思想処罰につながる危険性の強いものです。ぜひ廃案にしてください。