志賀原発の運転差し止め命じる 金沢地裁判決

umkaji2006-03-26


 石川県志賀町北陸電力志賀原発2号機(改良型沸騰水型炉=ABWR、出力135万8000キロワット)をめぐり、16都府県の132人が、同社(本店・富山市)を相手取り、運転差し止めを求めた民事訴訟の判決が24日、金沢地裁であった。井戸謙一裁判長は「電力会社の想定を超えた地震動によって原発事故が起こり、住民が被曝(ひばく)をする具体的可能性がある」として巨大地震による事故発生の危険性を認め、住民側の請求通り北陸電力に対して志賀原発2号機の運転を差し止める判決を言い渡した。2号機は今月15日に国内55基目の商業用原発として営業運転を始めたばかりだった。北陸電力は控訴する。 『asahi.com』

これは画期的な判決ですね。この判例に従えば、東海地震域にある浜岡原発も差し止められる可能性がありますね。また、六ヶ所村再処理工場も処理場周辺で白血病が多発するというデータがある訳ですから、差し止められることになる。だいたいプレートがぶつかりあう地震多発列島で原発に頼っていこうとする発想が信じられないですね。六ヶ所再処理工場の試運転が差し迫っているようなので、青森県知事へメッセージを届けましょう。