『はだしのゲン』

〔愛蔵版〕はだしのゲン 全10巻

最近、漫画『はだしのゲン』を読んでいるんですが、面白いですね。原爆で壊滅的な被害を受けた第二次大戦後の広島で生きるゲン少年を中心とするストーリー。

いわずと知れた反戦漫画なんだけど、実際はゲンは喧嘩ばかりしている。ゲンの仲間には殺人をしてしまう奴もいる。しかしそれが本当なんじゃないだろうか。喧嘩はするけど反戦っていうのが。それぐらい戦争っていうのは人々の生活を根こそぎ破壊してしまう。よく戦争を警察の治安行為に例える人がいるが、ぜんぜん違うものだと思う。なぜ戦争に反対しなければならないのかっていうのは『はだしのゲン』を読めば分かると思う。

はだしのゲン』を読んで爽快に感じるのは、どんなことをしてでも生き延びるという生へのエネルギーである。原爆投下後の広島の記録であると同時に、困難な時代を生き抜く力を与えてくれる漫画でもある。図書館にあると思うので未読の人は是非。


http://www.geocities.jp/terukiti0806/hadagen.htm
はだしのゲンプロモーションムービー」 かっちょいい〜w

http://kamatatokyo.com/sounds/caravan9.html
はだしのゲン』に萌えているようです。