『グローバリゼーション―文化帝国主義を超えて』ジョン・トムリンソン

グローバリゼーション―文化帝国主義を超えて

http://www.seidosha.co.jp/isbn/ISBN4-7917-5801-3.htm
新たなコスモポリタニズムは可能か。政治・経済・環境・メディアが地球規模で複合的に絡み合う〈近代〉の到達点とは。ポストモダンからのカルチュラル・スタディーズまで、あらゆるグローバリゼーション論を批判的に検討し、文化の〈脱領土化〉がもたらす画一化(文化帝国主義)の危機と、新しい多元的連帯(コスモポリタニズム)の可能性を精緻に分析する。

読んでないんですけど、読んでみたい本ということで。グローバリゼーションというのは両義的なんでしょうね。地域を搾取し、固有の文化を壊していく一方で、新たな結びつきももたらしていくという。資本制に対抗する新たな回路を生み出していく必要がある。それはインターネットも含めた文化的な交流が基盤になるのではないかな。