「のまネコ問題」から見るマスコミのイメージ操作
http://www.janjan.jp/media/0510/0510073490/1.php
現在「のまネコ」問題と言う事件がインターネット上と巷では別の広がり方を見せている。メディアによる情報操作は、過去に比べ深刻な物となりつつある。インターネット上では、「のまネコがモナーと言うキャラクターのパクリである」、と言う所を基点に、話が進んでいる。しかし、巷では「2ちゃんねるでAVEXの社員、そして社長に殺人予告がなされた」と言う所が基点となっている。
>インターネット上は、主にのまネコの権利に関連したAVEXの態度に怒っている訳であるが、他のメディアではその事は殆ど触れられていない。既存メディアはもっぱら、2ちゃんねるに書き込まれた殺害予告だけを重点的に取り上げている。
>このたびの事件で、既存マスメディアに既に公平性等が無くなっている事が明らかである。こういう状況の中、政治に目を転ずれば、もしかすると同じように「某政党に少しでも都合の悪い事」があればすぐに消されてしまうかもしれない。有権者の中のワイドショーのファンたちは、それを全て「事実」だと思い、流されていくかも知れないのだ。
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この話題、詳細をよく知らないんだけど、ネットとテレビでは状況がずいぶん違うようですね。2ちゃんねるなどは基本的にcopy leftの世界だから、それを商品(copy right)として囲い込むAVEXに怒ってるんでしょうね。
先日紹介した『ハッカー宣言』で言えば、2ちゃんねるがハッカー階級で、利益を囲い込もうとするAVEXがベクトル階級ということになる。AVEXはテレビCMのお得意様だから、テレビはAVEXよりになるのでしょうね。そこにはメディアの公平性はすでに失われている。テレビだけを観ていると、洗脳されてしまう時代ですね。
<関連リンク>
http://d.hatena.ne.jp/umkaji/20051009#p3
『ハッカー宣言』