『きっこの日記』に思う

umkaji2005-12-22


9.11衆議院選挙が終わった後、マスコミが既得権益層に成り果てているのを見て、ジャーナリズムの中心はインターネットに移るだろうと述べた。『きっこの日記』によって早くもそういう形に成りつつある。テレビや新聞は報道としては今後も残るだろうけど、ジャーナリズムの核心である、人の口はふさげない、という部分は今後ますますネットで盛んになっていくと思う。

権力によって弾圧されることも考えられますが、インターネットで情報を完全に遮断することは出来ない。どこかから漏れていく。Winnyというツールもあるし、国外に情報を移すことも出来る。

そもそもインターネットというのは、情報が遮断されないように軍事目的に開発されたものです。クモの巣状に情報網を張り巡らせておくことで、攻撃によって一部が破壊されても、滞りなく軍事目的が遂行できる。つまり最初は権力の側のものだった。今では市民の側がこれを逆用できる。理性の狡知でしょうかね。

明日の「みのもんたの朝ズバッ!」観てみようかな。



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