小嶋社長、核心で証言拒否 安倍氏への働きかけは認める

 耐震強度偽装事件に絡み17日、衆院国土交通委員会でマンション建築主ヒューザー小嶋進社長に対する証人喚問があった。小嶋社長は偽装をいつ認識したかや、物件の売買契約に関する経緯など、事件の核心部分について証言拒否を繰り返した。一方で、偽装発覚の前後に、公的支援をめぐって安倍官房長官側に働きかけたことを認めた。安倍氏は秘書が小嶋社長と会った点は認めたが、「国交省などへの働きかけは一切ない」と説明した。

 民主党馬淵澄夫衆院議員が、小嶋社長が出席した昨年11月20日の「グランドステージ川崎大師」の住民説明会の録音テープを入手したとして、安倍氏側との接触の有無をただした。

>馬淵氏によると、小嶋社長は住民説明会で「安倍氏政策秘書が直接、国交省幹部に電話し、『必ず対応させます』という報告をもらった」との趣旨の発言をしたという。さらに、偽装公表の翌18日の閣議後の記者会見で、安倍氏が「国交省で遺漏なき対応を図る」と述べた点について、ヒューザー側の要望を受けた対応だと住民に示唆していたとされる。

 このやりとりについて小嶋社長は「そのように理解したかもしれない」と述べた。

 これに対し安倍氏は17日の記者会見で、「秘書に確認したところ、飛び込みで『説明を聞いて欲しい』と来訪し、話を聞いた」と述べたうえで、それ以前に小嶋社長との面識やヒューザーとの関係はなかったと説明。「国交省などへの働きかけは一切ない。後援会の一員でもないし、役所側に働きかけた話でもなく、私に報告しなかったということだった」と述べた。『asahi.com』

上の記事でも小嶋氏と安部晋三の発言は食い違ってますね。伊藤公介集金院議員はもちろん、安倍の秘書を参考人招致して追及して欲しいですね。