中川敬インタビュー2

http://www.magazine9.jp/interv/index.html
『マガジン9条』

中川さんは、今の右傾化(保守化)は1995年頃からと言っている。たしかにバブルが崩壊して不況を実感しだすのはその頃だった。そういう意味でもその感覚は正しいんじゃないかと思う。

昨今の右傾化とは別に、ブログが出現して思うのは、もともと保守的な人は多いということです。たとえば1970年頃の学生運動に参加していたのは国民のほんの数パーセントにすぎないだろうし、その間も自民党政権が変わったわけでもない。なぜこの国では自民党が半世紀も独裁できるのか、なぜ読売新聞が購読数トップなのか。ブログが出現して、今まで見えなかった層が出現した、と感じでいる。サイレント・マジョリティがしゃべりだした、という感じがするのです。

しかし最近感じるのは、2ちゃんねるの政治板に顕著ですが、若い人が非常に反政府的になってきているということです。不満が爆発しだしているという感じがする。

ソウル・フラワー・モノノケ・サミットの新しいアルバムを製作中とのことで楽しみです。このインタビューも興味深い。


レヴェラーズ・チンドン