堀江被告・武部自民幹事長 振り込め疑惑 密接関係どこまで


武部幹事長ホリエモンライブドアの機関紙で対談もしていたようだ。

■異常な応援

 この選挙では、武部幹事長は無所属にもかかわらず、堀江氏の応援にかけつけ、「わが弟です。わが息子です」と、異常な持ち上げぶり。選挙中の発言を振り返っても、「堀江君は将来の日本を背負っていくリーダーになる方だ」(八月二十三日)、「彼の可能性は誰にも負けないと思う」(九月八日)などとほめちぎっています。


■規範抵触?

 二男は、一九九九年十月に設立された外国株専門の証券会社「グローバルネットレード証券」(〇二年二月破産)の副社長に就任しています。

 武部幹事長自身も出資していた同証券をめぐっては、〇二年三月、武部幹事長小泉内閣農水相として入閣後の〇一年七月に同証券株を新生銀行に売却していたことが発覚、閣議決定の「大臣等規範」に抵触するのでは、と指摘されたことがあります。

 総選挙後のライブドアの機関誌で武部幹事長と対談、「規制緩和してくれると…我々みたいな新興企業が食い込めるんですよ」「非常に商売がしやすくなってます」と小泉政権規制緩和路線をもちあげた堀江被告。武部氏の二男への資金提供疑惑の徹底的な解明が求められています。  @『赤旗』