送受信ともフリー記者 メール問題

 ライブドアの送金指示メール問題で、これまで黒塗りされていたために不明だったメールの送信者と受信者は同一人物で、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者とは別人であることが二十六日、民主党の調査で分かった。複数の党関係者はこの人物について、永田寿康衆院議員にメールを持ち込んだ「フリー記者」としている。 

 ただ、記述内容に関してはパソコン上での切り張りなどの可能性を踏まえ、「まだ完全に否定されたとは言い切れない」(同党関係者)として、関係者からの聞き取りを継続。調査結果は早ければ週内にも公表する。

 党調査チームはメールの信ぴょう性を再検証するため、永田氏の入手当初から黒塗りされていたというヘッダーの送受信者欄の解明に取り組んだ。その結果、いずれも「フリー記者」のメールアドレスが記されていたことが分かったという。

 パソコン上のデータを何らかの理由で、自分で自分に送信したと考えられる。

 ただ、受信日時については、実際にメールに記された昨年の「八月二十六日午後三時二十一分三十五秒」である可能性が高いことも確認。このため、党関係者は「昨年八月段階ではライブドア資金と政界のつながりの有無はあまり注目されておらず、実際の社内メール情報を基に作成された可能性はまだ否定できない」との見方を示している。 『東京新聞』

八月の段階でこういう情報が出るというのは不思議ですね。一番いいのはライブドア社員の証言を得ることでしょうね。今日、謝罪会見があるようですが、引き続き疑惑の解明に努めて欲しいですね。