電気用品安全法(PSE法)と六ヶ所再処理工場


坂本龍一の『ひっかかり』で電気用品安全法(PSE法)六ヶ所再処理工場に関して呼びかけられていた。

BSEじゃなかったPSE法というのは電気機器の安全管理を目的とし、漏電・火災・感電などの事故防止と 粗悪品を排除してきちんとした電源部品で運用管理するという目的で制定された。ところがギターアンプシンセサイザーの年代ものが流通しづらくなり、それがひいては音楽文化の衰退につながる、ということでネット上でもちょっとした騒ぎになっている。

ギターアンプなんかもそうだけど、漏電とかは怖いのでちゃんと検査したほうが良いのでは、と思わなくもない。ただPSEマークが付いていれば安全かといえば、10年、20年も経てばPSEマークが付いていても安全とはいえないのではないだろうか。じゃあ何のためにPSEマークを付けるのだろうかと思ってしまう。関連する財団法人などに利権が発生することを考えると、またぞろ役人の天下りかと思われても仕方がない。

ものをリサイクルして使うのは経済的にも、資源の有効活用からみてもすごく良いことだと思う。安全に中古品が使えるなら、消費者にとってもいいことだと思う。もう少しみんなが納得できる方法でやって欲しいですね。


六ヶ所再処理工場原発から出る使用済み燃料を再処理する施設ですが、排出される放射能汚染の被害が心配されています。海や農作物が汚染されることで、結果的に私たちの人体に影響が出てくる恐れがある。僕はこれも神戸空港と同じで、ここまで造ったんだから後戻り出来ないというようなシロモノだと思う。

『SENZA FINE』でも嘆いていたが、原発の問題はあまり注目されない。PSE法よりもはるかに後世にも影響を及ぼす問題なんですけどね。



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