死者2万2000人に パキスタン地震、各国の支援本格化

umkaji2005-10-11

http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20051011/eve_____kok_____004.shtml
イスラマバード=大場司】大地震に見舞われたパキスタン北部の被災地では、世界各国から救助チームが続々と現地入りし、救援活動が本格化し始めた。救援活動が進むのに合わせて被害の拡大が明らかになり、同国の死者数は二万一千人を超えた。国連人道問題調整事務所(OCHA)高官は「パキスタン政府から死者数は四万人に達する恐れがあると聞いている」と語った。負傷者は六万人に達すると推定される。

パキスタン地震でえらいことになってますね。地震がよく起こる場所のようだ。日本も他人事ではないですね。ユニセフではインターネット募金を受け付けているようです。
http://www2.unicef.or.jp/bof/bo.html


<関連リンク>
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051011302.html
パキスタン地震と「ヒマラヤ山脈を形成したプレート衝突」

共謀罪 3度目の国会提出

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20051008/mng_____tokuho__000.shtml
 実際に罪を犯していなくても、話し合っただけで罪に問われる「共謀罪」。衆院解散で廃案となったこの「共謀罪」を盛り込んだ組織犯罪処罰法などの改正案が、今国会に提出された。3度目の提出だが、衆院で圧倒的多数を占める与党は、その余勢を駆って今回こそは、と法案成立を狙う。米国では「共謀罪」の乱発が問題になっているともいう。その実態は−。

>米国では、この刑法の共謀罪とは別に、盗聴などもできるリコ(RICO)法という特別法の共謀罪もある。こちらは「組織犯罪にしか適用しない」と、日本の法務省が説明しているのと同様に、当初、マフィアの組織犯罪のみに、と導入された。

 弁護士らでつくる米国の人権擁護団体「憲法上の権利センター」代表マイケル・ラトナー氏は問題点を次のように語る。

 「RICO法の導入時点では、誰もが組織犯罪の摘発のみのためと考えていたが、実際には他の犯罪、人権運動の街頭行動などについても適用されていった」

 なぜ、そうなったのか。この点をラトナー氏は「法律というものは中立な形で書かれているため、政府は導入時点でこう言ったと反論しても、できてしまえばなし崩しに使われてしまうのが実情だ」と説明する。

結局、なし崩し的に使われてしまうのでしょうね。

共謀罪と同時に提出されるサイバー取り締まり法案も問題がある。

http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200510040421.html
「「共謀罪」創設を閣議決定 3回目の提出へ」

 犯罪行為を話し合っただけで罰せられる「共謀罪」の新設などを盛り込んだ組織的犯罪処罰法などの改正案(共謀罪・サイバー取り締まり法案)が4日、閣議決定され、国会に提出された。

>もう一つの柱はインターネット上のサイバー空間での捜査権限の強化だ。令状なしにプロバイダーなどにメールなどの通信履歴(ログ)の保全を要請できる制度などを創設する。

http://www1.neweb.ne.jp/wb/zinken/lawnef1_21.html
サイバー犯罪条約の国内法整備について考える」
>これは、要請された通信設備設置者(サービス・プロバイダーのに限らず、大学や企業のサーバー管理者等も含む)が断ることもできるのであるから、一見すると、「穏やかな規制」だと見えるかもしれない。
 しかしながら、我が国において、特にサービス・プロバイダーにおいて、警察からの要請を果たして断ることができるのか。つまり、「任意処分」と言いながら、事実上強制されることになり(現在の任意同行は事実上強制であることは一般に認められている)、しかもそれは裁判官による司法的なチェックを受けることなく行われ、それに対する不服申立てもできないということで、利用者から見れば、強制処分の場合よりもむしろ不利益を受ける可能性があるのである。


共謀罪には多くの人が反対している。

http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/2005/10/post_4fba.html
共謀罪反対』

【声明発表者】
青木理(ジャーナリスト)/青木理恵子(NPO法人「CHARM」事務局長)/青山敬子(フリーライター)/青山賢治(大蔵出版社長)/赤石千衣子(「ふぇみん」婦人民主クラブ)/明石昇二郎(ライター)/浅野健一同志社大学教員)/足立岳(フリーライター)/荒井香織(編集者)/有原誠治(アニメーション映画監督)/安齋徹雄(デザイナー)/安藤和夫(神奈川平和工房)/飯田基晴(映像制作者)/飯村直也(ルポライター)/五十嵐美那子(生活思想社)/生田卍(ミュージシャン)/池田香代子(翻訳家)/石碕学(亜細亜大学教員)/石田洋之(スポーツライター)/イシデタクヤ(ダンサー)/石丸次郎(アジアプレス)/板橋洋佳(新聞記者)/伊田浩之(『週刊金曜日』副編集長)/板谷信彦(教員)/伊藤芳博(詩人)/稲葉奈々子(茨城大学教員)/井上敦(防災業)/井上愛彩(記者)/猪野健治(ジャーナリスト)/井野良介(『別冊宝島Real』編集長)/今井恭平(アクティビスト)/今井亮一(交通ジャーナリスト)/岩川保久(翻訳・通訳者)/岩崎達也(編集者)/岩瀬達哉(ジャーナリスト)/岩田行雄(『検証・憲法九条の誕生』著者)/岩畑正行(「水と森と平和の声」代表)/岩淵達治(演出家)/岩本太郎(フリーランスライター)/上嶋勝巳(鳥取演劇集団)/魚住昭(ジャーナリスト)/内山正之(西日本出版社)/梅津和時(音楽家)/及川健二(在仏ジャーナリスト)/及川道比古(平凡社編集者)/大内顕(著述業)/大富亮(チェチェンニュース発行人)/大野晃(スポーツジャーナリスト)/大平一誠(浄土真宗本願寺派僧侶)/岡粼智(フリーライター)/岡留安則(元『噂の真相』編集長)/岡部一明(東邦学園大学教員)/岡本明文(フリーライター)/小沢修司(フリーライター)/押谷友之(環境アドバイザー)/織田和家(ルポライター)/落合博実(ジャーナリスト)/開田誠(なし)/笠井一暁(ダイヤモンド社)/加藤剛日本ジャーナリスト会議会員)/要友紀子SWASH共同代表)/金子榮子(北海道男女平等参画審議会委員)/金子美晴(編集者)/金田宣紀(大学教員)/鎌倉圭悟(マンガ家)/鎌田慧ルポライター)/亀井洋志(ジャーナリスト)/粥川準二(ジャーナリスト)/川崎万里(晶文社)/川崎賢子(文芸評論家)/川端浩史(舞踏家)/神林広恵フリーライター)/キー(反戦ラクガキ裁判被告)/きくちゆみ(グローバルピースキャンペーン)/岸山征寛(編集者)/北井大輔(編集者)/北川由紀彦(山谷労働者福祉会館活動委員会)/北健一(ジャーナリスト)/北村尚紀(編集者)/北村肇(『週刊金曜日』編集長)/木下郁(フリー編集者)/金香清(『週刊金曜日』編集部)/木村暢恵(現代人文社編集者)/金連(画家)/清末愛砂(大学非常勤教員)/清田義昭(『出版ニュース』編集長)/國貞陽一(フリーライター)/くれはまゆみ(京都府木津町議会議員)/黒薮哲哉ルポライター)/郡島恒昭(「靖国参拝違憲『福岡判決』を生かす会」代表)/古賀典夫(「怒っているぞ!障害者切り捨て全国ネットワーク」会員)/小谷洋之(ジャーナリスト)/児玉芳枝(主婦)/小槌大介(新聞記者)/小林道雄(ノンフィクションライター)/小林律子(現代書館編集部)/込山愛香(大学院生)/小柳暁子(未来社編集部)/小山美和(出版労働者)/今一生(フリーライター)/近藤ゆり子(「9条の会・おおがき」世話人)/犀川博正(元警視庁警察官)/斎藤貴男(ジャーナリスト)/斎藤三雄(『内外タイムス』記者)/坂口貞雄(光文社ペーパーバックス編集部)/坂田拓也(ジャーナリスト)/佐久間真弓(ライター)/笹倉尚子(ジャーナリスト)/笹村出(あしがら農の会)/佐藤彰(道出版編集長)/佐藤敏朗(フリーライター)/佐藤義文(フリーライター)/里村兆美(記者)/沢田竜夫(フリーライター)/澤田裕(フリーランス編集者)/沢辺均ポット出版社長)/塩見孝也(評論家)/篠田博之(『創』編集長)/篠原隆史(『財界展望』編集部)/志葉玲(ジャーナリスト)/渋井哲也フリーライター)/島村麻里フリーライター)/清水達生(ミュージシャン)/清水直子フリーライター)/下村昭夫(『出版メディアパル』編集長)/城倉由光(なし)/陣内直行(映像プロデューサー)/新村恭(日本出版労働組合連合会中央執行委員長)/杉原洋南日本新聞記者)/鈴木敦士(弁護士)/鈴木邦男(「一水会」顧問)/鈴木佳太(業界紙記者)/鈴木孝弥(文筆家)/鈴木正晴(会社員)/須藤久美子(インパクト出版会)/関口暁子(東京母親大会連絡会事務局次長)/園山弘子(主婦)/醍醐聰(東京大学教員)/郄木真明(編集者)/高崎真規子(フリーライター)/高沢幸男(寿支援者交流会事務局長)/高田昌幸(新聞記者)/高橋玄(映画監督)/高橋秀明(『小説すばる』編集部)/竹内一晴(フリーライター)/竹内誠(記者)/田中愛子(京都ywca会員)/田中大介(教師志望)/田中裕司(編集者)/田原大輔(フリーライター)/月崎時央(ジャーナリスト)/佃克彦(弁護士)/津田哲也(ジャーナリスト)/土屋彰久政治学者)/常岡浩介(イスラム教徒)/津村洋(『国際主義』編集)/寺澤有(ジャーナリスト)/寺園敦史フリーライター)/寺西和史(裁判官)/東本久子(学校に自由の風を!ネットワーク)/トシダミツオ(アーティスト)/長岡義幸(ジャーナリスト)/中川敬(ミュージシャン〈ソウル・フラワー・ユニオン〉)/中里英章(七つ森書館)/中根享(出版社勤務)/長野浩二(フリーライター)/中村信也(新聞記者)/なすび(山谷労働者福祉会館活動委員会)/名和靖将(ジャーナリスト)/西英子(住基ネットに反対する市民の会)/西岡研介(取材記者)/西尾宏昭(ライター)/西光之輔(住基ネットに反対する市民の会)/西村仁美(ルポライター)/橋謙太(編集者)/橋本健午(ノンフィクション作家)/羽田喜美子(教師)/羽月雅人(異ジャンルコミュニケーター)/濱崎誉史朗社会評論社)/浜野佐知(映画監督)/林克明(ジャーナリスト)/林圭介(『日本遊技通信』編集長)/林磨利子(パート勤務)/春田雅子(なし)/春田倫弘(カメラマン)/東田健(編集者)/樋口聡(トラベルライター)/久田将義(『NONFIXナックルズ』編集発行人)/秀村冠一(京都女子大学教員)/日名子暁(ルポライター)/日夏露彦(美術評論家)/深田卓(インパクト出版会編集者)/福田稔(詩塵)/藤田夏子(ゲーム制作)/藤田美津子(自営業)/藤田恵(元木頭村村長)/藤宮礼子(フリーライター)/藤村陽子(PBI〈国際平和旅団〉フィールドボランティア)/藤原正樹(校閲業)/保坂展人(ジャーナリスト)/星野新一(編集者)/星野渉(文化通信社記者)/星山京子(靖国天皇制問題情報センター通信)/細木悟(pepop)/前田栄作(フリーライター)/前成照(唄うたい)/枡野浩一歌人)/増山麗奈(画家)/松丸和夫(中央大学教授)/松丸健二(核燃やめておいしいごはん)/真弓準(ライター兼カメラマン)/丸田潔(フリーライター)/丸山昇(ルポライター)/三浦和義(作家)/宮川亨(宝島社編集1局企画編集部編集長)/三宅勝久(ジャーナリスト)/宮崎学(作家)/宮下博文(新文化通信労働組合)/宮台真司首都大学東京教員)/みゆきてつ(マンガ家)/武藤久登(編集・校正者)/目森一喜(作家)/茂木遊(戦争に反対する中野共同行動)/森口秀志フリーライター)/森達也映画作家)/諸橋泰樹(フェリス女学院大学教員)/八柏龍紀(歴史教師)/安田浩一(ジャーナリスト)/柳原三佳(ジャーナリスト)/山岡俊介(ジャーナリスト)/山口一臣(『週刊朝日』副編集長)/山口貴士(弁護士)/山口正紀(ジャーナリスト)/山崎喜宏(『FLASH』編集部)/山澤火野子(立川・反戦ビラ弾圧救援会)/山下幸夫(弁護士)/山田厚俊(大谷昭宏事務所記者)/山田洋子(主婦)/山本ケイ(記者)/山本志都(弁護士)/山本俊雄(日本出版労働組合連合会出版・産業対策部)/山本英夫(フォトグラファー)/山本夜羽音(マンガ家)/米田綱路(『図書新聞』編集部)/礼田計(交通裁判ライター)/綿井健陽(ビデオジャーナリスト)/渡部真(フリーランス編集者)

合計247名(50音順)。肩書きは自己申告。


共謀罪反対の署名はこちら。
http://kyobozai.hpcity.jp/