森巣博

蜂起
森巣博の新刊が出ているようだ。森巣博はオーストラリア在住の国際博奕打という肩書きを持つ。カシノの描写はスリリングで賭博の悦楽と地獄を味わうことが出来る。

若い頃から世界中を渡り歩いてきた越境者として権力に対する目は厳しい。政府の介入が比較的少ないということでオーストラリアに住んでいるようだ。姜尚中と友人らしく『ナショナリズムの克服』という対談本がある。どの本も面白いけど『神はダイスを遊ばない』『無境界の人』あたりがお薦めです。

森巣博の生き方も越境者だし、本もどのジャンルに入れていいのか分からない越境したものであるところが魅力だ。ちなみに日本の競馬やパチンコは控除率が高いので恐ろしくて手が出せないという。


この人のレビューは結構参考になります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/cm/member-reviews/-/A3BSEUFAO8DSHM/1/ref=cm_cr_auth/249-2257752-6684330