詩人・中原中也が親友にあてたはがき見つかる

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05052613.htm
>3歳違いの中也と高森は、31年に東京で知り合い、文学論などを通して親交を結んだ。

>福島さんは「高森さんと離れて、寂しくて仕方ない中也の気持ちが綿々とつづられている。小林秀雄ら目上の人と戦い続け、唯一の心の安らぎが高森さんだったのでしょう」と話した。

中原中也は友人たちに沢山はがきを出していた。いつも懐に切手を持って街角のポストから投函した。はがきの最後によく「さよなら」と書いているが、それが切なくて・・・。人は大切な人を亡くしたときに優しくなれるのでしょうね。中也のいう「奉仕の気持ち」になれるのだと思う。